Philon d'Alexandrie (vers 20 av. J.-C. - vers 45 apr. J.-C.)
やはりこのファイルは今のわたしには遠くにある存在のようである
普通に生活していると意識に入ることがなかったのだろう
前回の投稿からすでに2か月が経っている
この間、ベルクソンカフェのこれまでの活動を小冊子にまとめるべく、いろいろ当たっていた
具体的には、このカフェで取り上げたピエール・アドー(1922-2010)、アラン・バディウ(1937-)、マルセル・コンシュ(1922-2022)の思想についてまとめるというものである
現在、アドーについて書いている
古代の哲学がいかに生きるかということを考えていたのかが分ると同時に、その思想が自分の中にも生きていることを実感しながらの作業となっている
純理論的な営みとしての哲学にはあまり興味がなかったが、2006年、アドーの古代哲学のこの分析に出合ったおかげで、哲学に入ることが最も自然な道となった
アドーの文章を読んでいると、最初に触れた時に感じた高揚感のようなものが今でも蘇ってくる
そして、そこに記述されている哲学を自分も生きていることを感じるのである
感慨深いものがある
0 件のコメント:
コメントを投稿