今年で14年(実質13年)に及んだフランス生活を終えた
COVID-19が招いた帰結である
フランスで生活している時、その生活全体を振り返ってみたいと何度も思ったが遂にできなかった
その中にいる時にはできないのである
今、その生活が一応の終わりを迎え、停止したままそこにある
今までできなかったできるようになったと感じている
これからゆっくりと、その生活の中で受容していたものを解きほぐしていくことにした
具体的には、2008年3月4日から始めたメモの解読である
日常的に持ち歩き、わたしの受容体と反応した「もの・こと」を書き留めたものである
最後に書き込んだのは2015年2月6日になっているので、7年間続いたことになる
最初の5年ほどは毎日のように書いていたように思う
新しいと感じる「もの・こと」で溢れていたのだろう
最終的に200ページのノートが63冊残された
この解読が今後の思索の源泉となることを願って、このサイトを始めることにした
よろしくお願いいたします
(注)▣ に続く文は、今回まとめた時点でのコメントを意味します